3回目の抗がん剤を終えた頃、両親と姉が旅行に誘ってくれた。

行き先は、広島、島根、山口を巡る2泊3日のツアー。

抗癌剤も順調に効いてくれて、かなり体調も良くなっているのを実感していたけど

3日間も旅行をする体力があるのかは自分でもよく分からない。

どちらかというと自信がなかった。

  
  
その頃は、週に一度の仕事や友人とのランチなどには行っていたけど

外出の翌日はどっと疲れがでてしまうのがいつものパターン。

2~3日は回復を待ちながら、ダラダラと家でのんびりと過ごすのが常だった。

  
姉に誘われた時は、『まだ無理だよ~』と即答で断ったのだけれど

少しずつ、行きたい方向に気持ちが傾いていった。

それは、たぶん仕事に復帰して、少しだけ日常の生活を取り戻せた前向きな気持ちと

もしかしたら、手術はやってみなければどうなるかわからない。

ひょっとしたら無事に終えることができないかもしれない。
 
それならば少しでも、元気があるうちに旅行をしといた方が良いかもしれない。

私が行くことで、両親が喜んでくれるのだったら少しは親孝行になるかも。

そんなふうに考えて、行くことを決めた。  

私が行くことを告げると、娘も行きたい!と言い出した。

娘が行くと言ったことで、ホッとした。

もし万が一体調が悪くなったとしても、つい強がって、大丈夫だよ!と私は言ってしまうだろう。

ギリギリまで平気な顔をしてしまう私も娘になら弱音を吐ける。

ここは、娘を頼りにしよう。

急に不安な気持ちよりも楽しみな気持ちの方が大きくなった。

  
次の診察の時、先生に旅行をすることを告げると

『それはいいですね~! 楽しんできてくださいね。』と快い返事をくれた。

ただし、無理はしない事。

熱が出た時や、体調が変った時は病院に電話をすること。

と注意を受けた。

  
卵巣がんになってから、特に禁止されているものはない。

出掛けることも、仕事も無理をしなければ、ストレスなくできるのであれば

何でもOKと言ってもらえた。

お酒も食べ物もダメなものはない。

ただ、免疫が落ちている時に生ものは控えた方が良いらしい。

他の人が大丈夫でも当たってしまうことがあるそうだ。

ただ、私はもともと生ものがあまり好きではないので、これに関しては全く禁止事項に当てはまらない。

  
久しぶりの旅行は準備も楽しい。

心配なのはあとはお天気のみ。

なんと私は超がつくほどの雨女なのです(・_・;)

どうかお天気に恵まれますように。

そして、何事もなく楽しい旅行になりますように。

  
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