抗がん剤を投与して、1週間ほど副作用と闘ってその後はごく普通の生活に戻る。

そして、その1週間後くらいに病院で血液検査と診察を受ける。

これが私の抗がん剤治療時のサイクル。

パターン化されてきたので、予定も立てやすくなってきた。

  
  
手足のしびれは依然としてある。

以前の健康な時よりは、やっぱり疲れやすい。

外出をすれば翌日は、横になっている時間が増える。

そんな調子なのだけど、そろそろ何かがしたい! という気持ちが芽生えてきた。

7月に病気が発覚して、この後どれぐらい生きられるんだろう!?

年は越せるのかな!?

5年生存率。。。20% 。。。。

そんな状態の時、残り少ない人生だとしたら何がしたいのか考えたことがある。

自分の心の中の一番の望みって何だろうって考えて

小さなことから大きなことまで色々ノートに書きだしてみた。

やりたいこと。。。

2020年の東京オリンピックは、この目で生で観たいな。

嵐のコンサートにだって行きたぁ~い!

旅行もしたい。

書道の個展を開きたい。

やりたいことはたくさんある。

でも、どれも一番ではない

体調が悪くて、ほとんど寝たきりの状態になってしまったときは、
せめて家族の食事だけは作れるようになりたいと思った。

私にとって誰かの役に立てるということが、一番の張り合いでやりたいことなんだと分かった。

そして、何よりもやりたいことはごく普通の当たり前の日常を取り戻すこと。
  

そうだ仕事を再開しよう!

  
病気が発覚した時、習字の教室は生徒さんに迷惑をかけてしまうので終わりにしてしまった。

でも、もう一つ月に8~10日ほど勤めていたパートの仕事は籍を残してもらっている。

この仕事も、実際には長く休むことで迷惑をかけてしまうのは必然なのだけど

無理を言って、退職ではなく休職という扱いにしてもらっていた。

『いつ戻れるかわからないけど、休職扱いにしてもらえませんか!?』

自分勝手でわがままな要求だということは重々承知の上でお願いをした。

戻るところがあるということが、治療と向き合うエネルギーになると思ったのだ。

断られても当然と思っていたけれど

『体調が良くなったとき、いつでもいいから出てきてください。』と言ってくださった。

本当に恵まれている。 いい人たちに囲まれていると思う。 贅沢すぎる環境だ。

  
3回目の抗がん剤投与後、副作用が落ち着いた10月の中旬から、不定期だけれども仕事を再開した。

電車に乗るのも新鮮だ!

3ヶ月ぶりに見るみんなの顔を見るのが照れくさい。

意地を張らずに、できることをまずは頑張ろう。

一緒に働く仲間たちも気遣ってくれて決して無理をさせないようにしてくれる。

頑張れるところは頑張って、申し訳ないけど甘えるところは甘えさせてもらおう。

久しぶりの仕事は楽しかった。

次の日はどっと疲れが出てほぼ寝ていることになってしまったけど、気持ちは充実感でいっぱいだった。

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