抗がん剤の点滴治療をしてから2日間は特に今までと変わることのない生活をしていた。

でも、3日目からは違った!

ついにこれが副作用か!! という症状が現れた。

   

朝、目覚めて立ち上がろうとするのだけれど足の裏の感覚が無い。

何かにつかまらないと立ち上がれないのだ。

立ち上がって歩こうとしても、スムーズに足を前に出すことが難しい。

歩き始めの赤ちゃんが恐る恐る足を前に出すような感じでしか歩けない。

そして、手もしびれがきている。

着替えの時、ボタンが上手くとめられない。

ペットボトルの蓋も思うように開けられない。

指先がチリチリとしている。

まるで自分の手足ではないような感覚だ。

さらに、この日からは体の痛みも始まった。

インフルエンザにかかった経験のある方ならわかるだろうか!?

体の節々がずっしりと重くて痛い。

激しい筋肉痛が襲ってくる。

寝ていても、体の置き場が定まらない。

どっちへ転がっても痛い。 寝返りを打つことさえも辛い。

重い痛みとともに『ん~っ』と低く呻いてしまう。

すっと痛みが軽くなると『ふぅー』と息を吐く。

そんな事の繰り返し。

テレビを気休めにつけていたけど、テレビの方に顔を向けるのもおっくうだった。

寝ているだけで、何もできない日が3日ほど続いた。

ただ、その間も吐き気に襲われることが一度もなかったのが救いだった。

痺れと体の痛みはあったけれど、私の副作用など軽いほうだろう。

この痛みに加え、吐き気に悩まされる人もいる。

私は、食欲も落ちることなくちゃんと食べれていた。

つくづく、食欲は健康のバロメータ、生きる活力なのだと思う。

病院に行く前、お腹は空くのだけれど実際に食べ始めるとすぐにお腹がいっぱいになってしまう
という症状があった。

この時、食べることに全く喜びが見いだせず生活自体が面白みのないものになっていた。

何か、食べたいものがある。そう思えることは幸せだ。

当たり前にできていたことが、実はすごく幸福なことなんだと気づけただけでもよかったじゃないか

旦那さんが、会社帰りに買ってきてくれたお弁当をほおばりながら

ありがたいなって思った。

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