手術の日が決まって、ある程度の目処が見えてきた。

とはいえ。。。体の状態が楽になったわけではない。

前にもまして、お腹が重いしちょっと動くと息が切れるようになっていた。

   

家では、ほとんど寝ている状態が多くなって、家事も最小限のことしかできない。

家族のための夕御飯も作ることができずにお弁当で済ませてもらうことも多くなってきた。

私自身の食欲はほとんどなくなっていて、この頃はアイスクリームだけを食べていた。

このままであと3週間近くもいられるのかな~。。。

本当に大丈夫!?

自分の体がどうなっていくのか、全く想像がつかずにいた。

そんな心配をし始めた頃、病院から電話があった。

先生からの突然の電話に、鼓動が早くなる。

何か、緊急事態なのだろうか!?

この間の検査でなにか良くないことでも見つかったのかな?

先生のお話によると

『腹水が溜まっていてとても苦しいと思うので一度溜まっているものを抜きましょう。

その腹水を細胞診検査にかけることで、手術をしなくても癌と確定できるかもしれない。』

とのことでした。

私にとっては、こんな嬉しいことはない。

少しでも楽になるのであればなんでもしてください!!という気持ちだった。

電話をもらったのが金曜日の午後で、週明けの月曜日には予約を入れてもらうことができた。
   

腹腔穿刺(ふくくうせんし)って何!?

   
腹腔穿刺は、腹腔(腹壁と脊柱の間の領域)から余分な液体を除去する医療処置です。

通常、腹腔にはほとんど液体はありません。
腹腔内に液体が溜まると、膨満、痛み、呼吸困難を起こすことがあります。
腹腔内に液体が溜まるもっとも一般的な原因は肝硬変ですが、感染、腸の損傷、腎疾患、心臓病、
がんなど、さまざまな疾患が原因で起こることがあるそうです。

看護師さんが大きなミルクピッチャーのような容器を2つ抱えて私の前を歩いて処置室に案内してくれます。

普通の速さで歩いてるんだろうけど、置いてかれてしまう。

体が重くて、もっさりとしか歩けないんですよ~~~~ ヽ(´Д`;)ノ

処置室のベッドに寝て待っていると、婦人科の先生が2人いらっしゃいました。

まず、針を刺す箇所を決めるためにエコーを見ながら体に印を付けます。

間違って臓器を傷つけるようなことがあるといけないのでピンポイントでしか針をさせないようだ。

先生の会話を聞いてるとだんだん怖くなってきた。

エコーで、何度も確認しながら

『ここなら5cm行ける!』なんて言っている。

なんにも予習してこなかった私。。。

知らないことって、なんだか怖い。。。

ちゃんと勉強してくれば良かった。

腹腔穿刺の手順

• 穿刺部位を消毒します。
   ↓
• 局部麻酔をかけます
   ↓
• 穿刺針を5cmくらいの深さまで挿入します。
   ↓
• シリンジ(注射筒)で液体を抽出します。
   ↓ 
• 針を抜き取ります。
   ↓
• 外傷部分を包帯で手当します。

麻酔はかけてくれるのだけれど、針が結構太いんでしょうか!?。。。怖くて見れなかった(・・;)

無痛ではないです。違和感は充分感じます。

針が入ったあとはスムーズに液体が抜けていきます。

少しオレンジがかった透明な色。

先ほど看護師さんが持っていた大きなミルクピッチャーのような容器に溜まっていく。

同じ体勢でいるのが苦しくて、時折向きを変えてみるのだけれど、

体の向きによっては抽出するスピードが落ちてしまうので

『なるべく、この体勢でがんばってね~!』と看護師さんに応援される。

一時間ほどしてお腹の水が抜けたら、膨らんでいたお腹がぺっちゃんこになった。

一気に体が軽くなってとっても快適♪゜・*:.。. .。.:*・♪

なんと、3.3リットルもあったそうです。

そりゃぁ~重いよね。

長男が生まれたとき3300グラムだったんだからほぼ同じぐらいだもん。

お腹がすっきりした途端に急激にお腹が空いてきた。

久しぶりに、何かを食べたいと思えたのが嬉しい。

病院の帰りに主人と食べたラーメンは、格別な美味しさだった ヽ(*´∀`)ノ

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