卵巣がんの疑いがあると両親に告げた。

どっぷり落ち込むか、慌てふためくのではないかと予想していたが。。。
父も母も意外にも気丈だった。

詳しく検査してみないとわからないじゃないか!
はっきりしないことは信じないぞ!!というスタンスのようだった。

   

私はCTの画像を見ているので、かなり進んでるし、卵巣がんは確定だって思っていたけれど。。。

『そうだよね! 調べてみてからの話だよね。』と言って笑った。
   

家族の反応は人それぞれ

家に帰ると、二階にいた長男が軽やかなリズムで階段を下りてきた。

『どうだったの?』 と
なんでもなかったんでしょ!?という顔で聞いてきた。

言いたくなかったけど。。。

隠すわけにもいかないので。。。

『卵巣がんかもしれないって言われて、今度違う病院で検査することになったよ。』

なるべく、カラリと明るい声で言ったのだけれど

長男は、めまいを起こしたかのように座り込んでしまった。

え~っ!! ヾ(・∀・;)オイオイ 倒れたいのはこっちだよ~!

それからの長男の落ち込みようはひどかった。

元々ナイーブなタイプで、物事を頭で考える彼は最悪な事態を咄嗟に想像してしまったようだった。

しばらくすると、姉から電話がかかってきた。

両親から既に話は聞いていたようで、涙声だ。

この時はもう、私も落ち着いていたので『大丈夫だよ。』と言えた。

姉とも、詳しいことは検査をしてからだね。と短い言葉を交わしただけで終わった。

言葉を選び、勇気づけようとしてくれる姉が痛々しかった。

夜になって、娘と主人が一緒に帰ってきた。

二人は、私の顔を無言で見つめた。

『ご心配かけます。迷惑かけちゃうね。』と私。

『そんなことはいいんだよ。』と主人は軽く笑って言った。

娘も涙など見せることもなく、

『お母さんは大丈夫だよ~。死んじゃうって気がしない。』と笑っていた。

妹の方は、兄とは違って頭で先に考えるのではなく、襲ってきた出来事にその都度
立ち向かっていくタイプなのであまり物事を深刻に捉えることがない。

いい意味で、あっけらかんとしていて頼もしい。

主人もどちらかというと、物事を前向きに捉え、あたふたしないのがありがたい。

心配なのはお兄ちゃんだな~。

家族の反応を見て、私もどうするのがいいか覚悟を決めた。

必要以上に落ち込むのはやめよう。

考え込んだって、ふさぎ込んだっていい状況にならないのであればできる限り
あっけらかんとしてよう!

ガンセンターへ行くまでの一週間。

やれることはやっておこう! 普通にできることは普通にこなそう。

何もしないで落ち込んでる場合じゃないわ。

『明日、仕事行ってくるね!』

『えっ!行けるの?』と主人は聞き返したけど、言いだしたら聞かないことはわかっているので

『無理しないようにね。』とだけ言ってくれた。

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